Levi’s 501-0658

Levi's

みなさん、こんばんは!

パンダまんです🐼

突然ですが、リーバイスは好きですか?

僕は大好きです😘

ところがリーバイスの現行は好きですか?と聞かれると、

好きなものとそうじゃないものがある🤔というしかないかなと思ってます。

BIG EとかXXとか赤耳とかレッドラインとかロクロクとか言われる所謂ヴィンテージはなかなか手に入らない(市場にはあるけど、手の届く値段じゃない)という状況かなと思っており、辛いですねー。

なんならアメリカ製自体、最後のバレンシア製を最後に作らなくなっているので、これまた希少ということで。

そんな中パンダまんが目をつけたのが、アメリカ製の501-0658、先染めのブラックデニムです👖

数年前までは古着屋さんに行けばどこでも多少は置いているアイテムだったのですが、1986年から1990年代前半までしか生産されていないという希少性から人気に火がついて、高騰し始めています🔥

そして世の中は謎にブラックデニムブーム?ということでブームに乗るつもりはないのですが、入手しました。

幸運にも非常に色残りが濃く、毛羽立っているくらい着用されていない個体を見つけました!

この年代のブラックデニムはサルファ染料という今は先進国の大半では規制されている染色法で染められており、また効率の悪いロープ染色法という手法で、糸の芯まで染まっていないため、このように真っ黒ではなく、和紙に炭で描いたような黒の趣ある風合いが実現されています。

規制されている染料のため、アメリカ製でこの染め方はできないですし、今は染色法もスラッシャー染色法など効率よく色落ちのしにくい染め方が一般的になってきており、これと同じ作り方はコストも手間もかかるためよっぽどの物好きさんしかリプロも難しいのかなと思います。

先染めとは先に染めた糸を折ったもの、対比として後染め(501-0660)がデニムとして完成したものを製品染めしたものと思われがちですが、両者ともに染色された糸でデニムを作っています。

先染めは縦糸がロープ染めの黒、緯糸が白で織られた記事であり、後染めは縦緯ともにロープ染めの黒糸で織られた生地という違いで、製品化された後に染めたという意味合いではないとのことです。

見分け方は

このように裏地が白いのが先染めで裏表同じ色が後染めです!

アメリカ製🇺🇸個人的にアメリカのコットンは、愛媛のみかんが美味しいのと同じ理由ですごく品質がいいと思ってます☺️

552工場で1993年の6月に製作されたもののようです👖

裾はオリジナルではないですが、パッカリングが出そうな雰囲気♪

耳も開いてるのでサイドシームのあたりも期待できそう♬

さて、今後の色落ちですが、インディゴデニム同様に履き方によっては色んな色落ちが期待できますが、先染めは基本的に生地が柔らかく、ヒゲやハチノスが入りにくいと思われます。全体的に綺麗なグレーにフェードしていくことが期待できます。記事が本当に柔らかく履き心地は最高です。セルビッジばかり履いている方からすると物足りなさも感じるかもしれませんが、逆にこの柔らかさがアリだと思っています😀

バックポケットは小さめ高めですね。

写真で見ると小さめには見えませんが、この年代の特徴です。糸はゴールドの糸で縫われています。

最後に表から。

太すぎず細すぎず501らしいシルエット。ゆーるーいテーパードが程よいです。

履き方によっては上品なグレーに見えます。同色のグレーのフラノ生地のジャケットと合わせて着るとスラックス感覚でセットアップ風に着ることもできますし、ライダースジャケットに合わせてワイルドに着ることもできる万能パンツです!

万能すぎて、もう一本持ってます笑

もう一本との比較記事はまた別の機会に👋

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